イタリアワイン:

赤でも白でもない?オレンジワインの魅力とおすすめのオレンジワイン

オレンジワインって何なのかがわかる記事になっています。
ビオワインの作り手がオレンジワインを作ることの多い理由も説明します。

個人的におすすめなオレンジワインも紹介します。
オレンジワイン入門からワイン好き向けまで幅広く対応します。

なんで
オレンジ?
オレンジワイン
味の特徴
おすすめイチオシ
オレンジワイン


古代の作り方が復活したオレンジワイン

大昔に作られていたオレンジワインが、1990年代の終わりから2000年初頭頃に再度復活して注目をあつめています。

始めて聞くと「ぶどうじゃなくてオレンジを使ったワイン?」と思うかもしれませんが、色がオレンジ色をした白ワインのことをオレンジワイン、もしくはアンバーワインと呼んでいます。

作り方の特徴ゆえに、酸化防止剤が少なくて済むので、ビオワインの作り手が作っていることが多いのと、食事との合わせ方のバリエーションが広いのも特徴です。

「オレンジワインが何か」の詳しい説明や、個人的にイチオシのオレンジワインを紹介していきたいと思います。当サイトおすすめのオレンジワインを見たい方はこちらです。

※オレンジワインは個性的で楽しいです!このページのトップ画像もオレンジワインです。

 

なんでオレンジ?オレンジワインの作り方

白ワイン用のぶどうを使用して、赤ワインと同様の作り方をしたのがオレンジワインです。もう少し詳しく理解するために、赤ワイン、白ワインの作り方をまず先に見ていきましょう。

赤ワインの作り方

  1. 赤ワイン用のぶどうを使用
  2. ぶどうの種と皮もぶどうジュースと一緒に発酵
  3. ワインのみを取り出して熟成

のように作られます。種にはタンニンが含まれているので、渋みがでてきます。また、皮には色素が含まれているので、赤くなります。なお、タンニンには腐食防止作用と、色素を定着させる成分があります。

白ワインの作り方

  1. 白ワイン用のぶどうを使用
  2. ぶどうの種と皮は取り除いて、ぶどうジュースを発酵
  3. 発酵したぶどうジュースを熟成

のように作られます。赤ワインとの違いとしては、種や皮は取り除いてしまう点です。そのため渋みはあまりなくて、透き通った色の液体になります。

腐食防止作用のあるタンニンがないので、EUのワイン法において、酸化防止剤(一般的には亜硫酸塩もしくは二酸化硫黄)を赤ワインよりも多く入れてもよいことになっています。

オレンジワインの作り方

  1. 白ワイン用のぶどうを使用
  2. ぶどうの種と皮もぶどうジュースと一緒に発酵
  3. ワインのみを取り出して熟成

のように作られます。要するに、白ワイン用のぶどうを用いて赤ワインの作り方をするということです。

皮をつけこむことで色素が含まれて、白ワインよりも濃いオレンジがかった、タンニンを含むワインができあがります。これがオレンジワインです。

参考までに、ロゼワインの作り方を紹介しますが、まさにオレンジワインの真逆で、赤ワイン用のぶどうで白ワインの作り方を行うとロゼになります。

  1. 赤ワイン用のぶどうを使用
  2. ぶどうの種と皮は取り除いて、ぶどうジュースを発酵
  3. 発酵したぶどうジュースを熟成

 

オレンジワインの味と特徴

オレンジワインの見た目と味の特徴

作り方で見たように、種と皮も一緒に使用して作るので、皮に含まれる濃い色がでてきて、種に含まれるタンニンから出てくる渋みのあるワインになります。タンニンを感じるので、糖度が低く感じられることも多いです。

ぶどうの品種にもよりますが、フルーティーさもありつつタンニンの渋みもあるような、個性的な雰囲気に仕上がることが多い傾向があります。作り手によって味わいにかなり幅があります。

ポリフェノールが豊富に含まれる

赤ワイン同様、皮と種を使用しているので、ポリフェノールが豊富です。

飲みごろ温度、合う料理と保存方法

白ワインの特性と、赤ワインの特性、両方があるので、白ワインのようにやや冷やし気味の12度~14度から、赤ワインのように常温付近の14度~20度くらいまで、どちらも楽しめます。

食事との合わせ方として、白ワインのぶどうなので魚料理にも合いますし、タンニンの重みのおかげで肉料理にも合います。アルコール度数と糖度の低いブランデーのような雰囲気もあるものも多いので、単体でも楽しめます。

保存方法は、いわゆるふつうのワインと同様で、理想としてはワインセラーを使用します。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ビオ系の作り手がオレンジワインを手がける理由

タンニンが含まれるので、タンニンが酸化防止剤になってくれるという特徴もあります。そういった流れで、ビアンカーラブレッサントリンケーロカステッラーダストッパなど自然派ワインの作り手の多くがオレンジワインを作っています。

自然派ワインであることが多いオレンジワインは、抜栓後に微発泡があることや、ほんの少し硫黄の匂いがあることが多いです。開けてから少し置いた後に飲んだ方が素直な味になる傾向もあります。
 

入門から玄人向けまで!おいしいオレンジワイン

極めて白ワインに近いオレンジワインから、がっつりオレンジワイン感を楽しめるオレンジワインまでを紹介します。

初めての方向けオレンジワイン

ストッパの別ラインディナーボロが作るオレンジワインは、比較的飲みやすさもあるので、始めて購入するのにふさわしいです。ミネラル感もしっかりりますし、オレンジワイン感を十分に感じられるワインです。当サイトのレビュー記事はこちら

オレンジワインを十分に堪能できる1本

ピエモンテのトリンケーロが作るオレンジワインは、ミネラル感と共にしっかりタンニンもあってバランスが素晴らしいです。オレンジワインを堪能できますし、純粋にうまい液体です。当サイトのレビュー記事はこちら

ワイン上級者向けオレンジワイン

ブレッサンは樽で熟成しているオレンジワインを作っています。相当に濃厚でパワーのあるワインです。当サイトのレビュー記事はこちら

オレンジワインの王様レベル

ストッパの作るアジェーノ、これはオレンジワインの究極系に感じます。当サイトのトップ画像にもなっていますが、これよりもインパクトのあるオレンジワインはなかなかないのではないでしょうか。脳天にガツンとくるオレンジワインです。