イタリアワイン:

フォルゼロ2016：おそろしくフルーティで軽やかで、甘すぎないドライな白ワイン

ワイン
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味変化		 ワイン
購入方法

　値段 2,500～3,500円
　ぶどうの品種 モスカート
　産地 イタリア　ピエモンテ

　このサイトでの試飲環境・ワインの保存方法もご覧下さい。
　タンニン
　フルーティさ
　甘味
　重さ
　アルコールのアタック感の強さ
　グラスを回した時の香り 爽やかな蜜のような香り
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モスカートを使ったおそろしい飲み心地の白ワインです。甘口のワインを作るのに一般的にはつかわれるモスカートを辛口の白ワインにして、フルーティな香りがあるのにドライで飲み心地が軽いワインに仕立てています。抜栓直後は自然派ワイン特有の硫黄のような香りがあるものの、時間をかけてどんどんフルーティさと融合してきて複雑味に変わっていき、おそろしくうまい液体になります。

フォル エツィオ チェッルーティ Fol Ezio Cerruti
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ワイナリー「Ezio Cerruti：エツィオ チェッルーティ」について

モスカートのみを栽培している自然派の生産者で、化学薬品を使用せず温度管理も行わず、できる限り自然なままにワインを作っています。近隣のワイナリーとも仲良くしているようで、このワイナリーに訪問した際には、カシーナロッカリーニのパオロが訪ねてきて、エツィオやロッカリーニのワインはもちろんMassa Vecchiaの古いワインなども飲ませてくれました。飲み心地の素晴らしさの裏に、たくさんの工夫をしているワイナリーです。

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フォルゼロ2016(Fol Zero)：Ezio Cerruti(エツィオ チェッルーティ)の写真

本当に飲んだ感想を書いているので、あえて空のボトルを載せています。

ボトル正面 ボトル正面 ワインの色
写真クリックで大きな画像が見られます。
抜栓後の味の変化について、すぐ下に書いています。

 

フォルゼロ2016(Fol Zero)：Ezio Cerruti(エツィオ チェッルーティ)のレビュー

　抜栓直後
ビオワインに特有の硫黄のような還元香とほのかな苦味がありますが、どちらも適度でいいアクセントになっています。
グラスに注いで回すと少し味が開いてきて、香りなどが前にでてきますが、味が自然に開くのを待ちたい雰囲気です。
　抜栓7日後
ほのかな苦味と、微炭酸と、パーマ液に近い硫黄のような還元香があります。
甘い香りは奥の方にあるものの、もう少し前に出てくるまで待ちたい印象です。
　抜栓14日後　：　味が落ち着くタイミングです。
硫黄のような還元香はまだあるものの、奥の方からフルーティな香りがしてきていて、引き続きもう少し飲むのを待ちたい味わいです。
　抜栓25日後
やっとフルーティさが前に出てきました。
硫黄のような還元香と合わさって非常に複雑な旨味を形成しています。
もものような香りの後からくる硫黄のような還元香が素晴らしいアクセントです。
　抜栓39日後　：　個人的ベストタイミング・飲みごろ！
硫黄のような還元香がなくなってきて、酵母が発酵してきたような味わいが出てきています。
もの香りに苦味がのって、甘みのないりんごジュースのようなワインになってきました。
ふわっと最後に少しだけでてくるアルコールのツンとくるアタック感・揮発感からくる酸味の後味が味を引き締めます。
　抜栓57日後
アルコールのツンとくるアタック感・揮発感からくる酸味がやや強くなってきたような気がします。
甘い香りと苦味が合わさって、軽いのに個性的な味に仕上がっています。
相当に個性的ながら飲みやすさも共存したワインになっていて、バランスが面白いです。
　抜栓73日後
苦味と酵母が発酵してきたような味わいがあるりんごジュースのような印象で、最後にアルコールのツンとくるアタック感・揮発感からくる酸味が全体をさらに軽くしています。
　抜栓89日後
相変わらず酵母が発酵してきたような味わいと苦味がおりなす味わいに、リンゴのようなフルーティな香りが添えられています。

 

フォルゼロ2016(Fol Zero)：Ezio Cerruti(エツィオ チェッルーティ)の購入方法

フォル エツィオ チェッルーティ Fol Ezio Cerruti
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