イタリアワイン:

ワイン初心者におすすめできないイタリアワインの特徴

ワインを飲み慣れていない人向けの記事です。
ワインをこれから飲んでみようと思っている人は読んでみてください。

これからワインを飲み始める人が飲むのを避けた方がいいワインの条件を紹介します。
最初からおいしく感じられることがめったにないワインの条件の紹介です。

避けたい味の
特徴は?
おいしくない
ワイン救済法
初めてでも
おいしいワイン


ワイン初心者が避けたほうがいい、おすすめしないワインを教えます。

ワインを飲んでみたい場合、自分で選べるようになりたいけれど、どういうポイントで選んでいいのかわからない非人は多いと思います。まぁ、失敗しながら覚えていくのもいいんですけど、最初からおいしくないと飲む気がなくなります

せっかくならば楽しく飲んでもらいたいと思います。「甘口の白から始めましょう」などと書いている記事はたくさんありますし、逆にこの記事では「こういうワインは初心者向けではない」というポイントをお伝えします。

この記事で説明しているような内容のワインを避けて買ってみれば、大外れすることはないです。「こういう味がいい」という記事はネット上に多くあるので、消去法で選べるように「こういうのはやめましょう」の紹介です。

※初めてのワイン選びで「おいしくない」とならないための消去法ポイントを紹介します!

 

これからワインを飲み始める人が避けるべきワインの味

ワインでもなんでもそうですけど、味覚には慣れが必要なことも多いです。いきなり複雑な味わいの重厚なワインを飲んでみても、それがおいしいと思う人は少ないと思います。

タンニンが多いワインは避けよう

渋いワインは飲み慣れてないと、飲んでも美味しいと思わない人がほとんどです。例えば初めて緑茶を飲んだときやコーヒー、ビールを飲んだときにおいしいと思った人は少ないはずです。

タンニンがしっかりあるワインでも、渋みに直結しないタンニンがあるワインもあるのですが、基本的にタンニンが多いワインには渋みも比例して多いと考えていいです。

コンビニでもスーパーでもワインショップでも、ワインを買うときに「豊富なタンニン」のように書いてあるようなワインは避けた方がいいです。

樽香を売りにしているワインは避けよう

樽で熟成したようなワインには「まろやかでコクのある何とも言えない香りがあります」のような説明をされることが多いのですが、それは樽の香りが好きな人だけです。中には樽が苦手な人もいます。

ワインの説明に「オーク樽で熟成」などを書いてある場合、樽の香りが多かれ少なかれ含まれています。ハマる人には相当ハマるのですが、最初は避けた方が無難です。

4000円を超えるワインは避けよう①

4000円を超えるような値段のワインは、そこそこ複雑な味をしていることがあります。タンニンや樽香やアルコールのアタック感やベリー系の甘い香りが含まれて、ワイン好きにはたまらない味わいになっていることがあります。

その複雑さが理解できるようになると極上なのですが、最初は渋みの嫌な部分を味の中に拾いすぎてしまって、おいしさを感じられないことが多いです。辛さが苦手な人がタイ料理を食べて辛さしか感じないようなものと同じです。

ただし、ワインを飲み続けているとタンニンにはどんどん慣れてきて、うまみや複雑な香りを感じるようになってきます。

4000円を超えるワインは避けよう②

そこそこ値段が高いワインになってくると、長期熟成に向いたワインになっていることもあります。そういうワインは若いうちに飲むとまだおいしくないことが多いです。

長期熟成に向いているワインはタンニンが豊富な傾向が強くて、そういうワインは若いうちに飲むとタンニンが豊富すぎることも多いです。

しっかりしすぎているフルボディは避けよう

4000円を超えるワインに近いのですが、フルボディと書かれているワインはタンニンや酸味が強いことが多いです。また、グビグビと飲むというよりは、少しずつゆっくり味わいながら飲むようなワインですし、味に複雑味も伴うことが多いです。

購入後しばらく常温で保存するのは避けよう 

特に6月~10月頃は、常温で保存すると容赦なく腐って酸っぱくなります。日数にもよりますが、何かの都合で飲めない場合、ひとまず冷蔵庫の野菜室で保存した方がいいです。冷蔵庫で保管するときに、コルクのワインは口元をラップで巻いた方がいいのですけど、詳しくはこちらの記事で解説しています。
 

おいしく感じないワインをおいしくする飲み方

常温で保存して腐ってしまったワインの救済方法はさすがにないのですが、タンニンが多く含まれるワインを飲みやすくする方法はありますので、紹介します。

カラフェやデキャンタを使う:家庭でもできるデキャンタージュ

カタカナで書いてあると難しく感じますが、要するに「空気に触れさせる」です。デキャンタやカラフェではなくてもいいので、ワインを一度、別の大きめのコップなどにうつしてから飲むと香りが開いてタンニンが丸くなります。

デキャンタの詳しい方法の記事

デキャンタやカラフェのように多いな道具ではなくても、ワインの注ぎ口に取り付けてでキャンタージュと同じ効果がある道具もあります。


 

これから飲み始める初心者向けのコスパがいいワイン

イタリアワインでコスパが良くて、飲みやすさも兼ね備えたワインをいくつか選びました。

1000円代前半で奇跡のコスパ!カステッロモナチのプリミティーヴォ

プリミティーヴォというイタリア特有のぶどうを使ったワインで、とにかく安いのにフルーティです。やや重めなのですが、渋みを感じるようなタンニンがないので、とっても明るい雰囲気の味わいです。当サイトでも特集記事で詳しく味を紹介しています。

爽やかな微炭酸!ブライダのモネッラ2014

酸味を抑えて華やかな雰囲気がある、ほんの少し炭酸を感じる赤ワインです。正直、これで2,000円前後はお得すぎますし、どんな人でもおいしく飲めます。常温でも少し冷やしてもいい感じです。当サイトでも味について詳しく特集記事を書いています。

モンテプルチアーノのおすすめワイン:ルナーリアのBIB

いわゆる箱ワインなので相当お得なのですが、渋みが強くなくて果実味あふれる明るい南イタリアの味わいがあるワインです。フルーティで南国のような厚みのある果実味が楽しめるワインです。

甘くないりんごジュース、エッツィオのリフォル

甘すぎないのに十分にフルーティさがたっぷりの白ワインです。ほのかに微炭酸で、その点も飲みやすい理由の1つです。当サイトでもレビューしていますので、ご参考にしてください。